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FZRのメンテや気がついたことの備忘録のブログ(のつもり)です。 他人に見られる日記と思うと書けませんのでなんとなく誰に向かって話しているのか判らない文章ですがよろしければお付き合いください。
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長らくエンジンを掛けてもらってなかったであろうDTに跨る。
以前はよくこいつで遊ばせてもらったが離れて住むようになってからは御無沙汰である。

キーをオンにしてみても何の反応も無い。
ニュートラルランプ・オイルランプ・EXAPならぬYPVSの作動音も当然しない。

すっかり上がってるねぇ・・・・。

ちょっと同情してしまう。

多数所有すると、どうしてもこういう車両が出来てしまうのが寂しく思う。

燃料コックの確認をしてチョークを引き、相変わらず軽いキックペダルを踏んでみる。

一回、二回、三回・・・・・・・・・すこぶるご機嫌斜めである。

ひたすら踏みつづけてようやく白煙と共に息を吹き返す。
なんだかヤマハっぽくない白煙でガレージはあっという間に埋め尽くされてしまった。

慌ててそのまま車体をガレージから外へ引き出す。

チョークを戻し 軽くレーシングしてやってアイドリングが安定するのを待ち車体の周りを一回りしてみた。

フレーム周りなどがやけに綺麗になっているが排気口周りにはオイルがたっぷりとついている。

煙の量もさることながら燃え残りのオイルの量に驚いた。
以前はキャラメルタイヤだったのが今はモタードのようなでかいブロックのロードタイヤに変わっていた。

ガレージには真新しい赤のアルパインスターのブーツがあったがこいつでオフロードに遊びに行くのは止めてしまったようだ。

ごそごそしているうちに聞き慣れたVTのエンジン音が戻ってきた。

「煙が凄いでしょう。 オーバーホールに出してからよだれもたれるし・・・・MVXじゃないっての。」

たしかに負けず劣らずのよだれっぷりである。

以前から付き合いをしていたショップは代替わりして息子が継いだそうだがいまいち信用できないので知り合いに紹介された店に頼んだそうだがワイアの調節が出来ていないのか間違っているのかオイルも大喰らいになってしまったそうだ。

手渡されたヘルメットをかぶりこちらも大急ぎで身支度をする。

VTに続いてエンジンを掛けられたVFRがラジエタ-ファンから温風を運んできてくれていた。

「どっちに乗る?」

かたや我が愛車より年上なのに下ろしたてのように綺麗なVT250FH かたやここで一番新しいVFR

最近はFZRにしか乗っていなかったので大きい・重い・パワフルなVFRより設計も出力も近いVTを選んだ。

「こっちのほうが慣れてるし、今の(自分の愛車に)に近いからこっちにするわ」

「えぇー? 久しぶりやから大きいのに乗ったらええのに」

「久しぶりやからちょっとびびってるねん」

こんなやり取りがあってあってから私が前になって走り出した。


この界隈はどこを走っても山道で適当なワインディングが沢山ある。
先ずは手始めに昔カワサキがテストコース代わりにしていたという噂の428号線を北へそのまま呑吐ダムを回りこんでもどってくるルートにした。 

距離も適当だろう。







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HN:
ちりぺっぱー
性別:
男性
自己紹介:
機械いじりの好きなおぢさんです。
素人ながら、なんでも自分でしてみたい性分なので販売店に行くときは購入の用以外はなかったかも・・・・。
ここに記載されていることは私が実践したことではありますが正しい知識に基づいて行われているものばかりではありません。ご注意の程。
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