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FZRのメンテや気がついたことの備忘録のブログ(のつもり)です。 他人に見られる日記と思うと書けませんのでなんとなく誰に向かって話しているのか判らない文章ですがよろしければお付き合いください。
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シールキットも要交換だろうなと思っていましたが、パッキンの具合は思ったより良いようです。

この時点ではまだ部品を発注していなかったし、今回はホイルが回るようにすることが先決だったのでのでとりあえずそのまま組み戻すことにした。

普通ならピストンが動くようになったらコンプレッサーとエアガンを使いピストンを押し出すのが当たり前らしいです。
たまたまではあるが、ブレーキフリュードをふんだんに持っていたとはいえ ピストンが一個抜けるたびにキャリパ内のエア抜きする羽目になり、その都度恐ろしく時間と労力とフリュードが必要でした。
滴ったフリュードがあちこちの塗装を侵さないかとびびりながらひと段落付くごとに水拭きするのもなかなか疲れますし。

左右のキャリパを合わせて8個のピストンですから全部終わるころには900CCほど残っていたはずのフリュードと握力はすっからかんになっていました^^;

次回からは普通の手段でやろうと固く心に誓いました。

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一旦ストップしたのは一杯出し切ってパッドに当たるところまできたら、また戻すのが大変だからです。

で、飛び出したピストンはタイヤレバーを突っ込んでモンキーで捻るようにして沈めます。

きちんとそのまま戻そうと思いましたが、面倒くさいので手っ取り早くブリーダーを緩めて戻します、どうせオイルは全入れ替えになりますから。

木片を取り出しお隣に入れ替えます。
今度は油量が下がっているのでレベルに注意しながらの作業になります。

ここからは、先ほどまでの作業の繰り返しになりました。

4個のピストンがきちんと沈むようになったころにはすっかり新油に変わっていましたがとりあえずピストンとパッキンのコンディションを確認するためにひとつづつ同じ作業の繰り返しで今度は脱落する手前まで押し出した後指で摘んで取り出します。

フリュードの滓と思しきものがピストンにこびり付いてたので耐水ペーパーにブレーキフリュードをつけて軽く磨きます。
パッキンも一度取り出して軽くオイル滓をとり様子を見てみます。

ピストンのプロテクタ代わりにしていた片側のパッドを取り出し、そこら辺に転がってた材木をピストンとパッドの隙間にすっぽり収まる長さに切り出して丸見えになっているピストンの片方だけに噛ませます。

この時、材木のピストンとパッドに当たる面の平行はきちんと確認するほうがいいでしょう。ゆがんでいるとピストンが斜めにずれて後でにっちもさっちも行かなくなります。

この時点では片側のキャリパはまだ車体についたままですので全部で8個あるピストンのひとつだけがフリーになったことになります。

握りこんでしまうとまたレバーが戻らなくなりそうなので、様子を見ながら小刻みにレバーを握ってみます。
最初は遊びの有ったパッドとピストンの間が詰まってくるまで目に見える変化は把握しにくかったものの次第にフリーのひとつだけがヒョコヒョコ動くようになってきました。

固着していたと思われるマスターシリンダのピストンもうまく摺動できているようなので次第に大きなストロークにしていくと対面になるパッドに迫るところまで出てきたのでここで一旦ストップです。

はずしたキャリパーからダストカバーをはずし、パッド固定ピン、サポートスプリングを取っ払います。

ピストンを抜き出すのに普通ならブレーキレバーを握りこむことで済むのですが今回は残念ながら頼みの綱は既にめり込んだままです。

仕方が無いのでピストンを無理やり押し込んでみることにしました。
既に一度交換も視野に入れているので再利用不能になったとしても諦める事ができるのでできる方法だったと思いますがこの際だから仕方ありません。
対向4POTキャリパなのでまずは片方にパッドを当て、ウォーターポンププライやで握りこんでみますがまったく動く気配はなし。
次なる手段は両方のパッドとピンをいれ、その間を20インチのタイヤレバー二本を突っ込んで無理やり広げていきます。
いまいち広がりませんがブレーキレバーのほうが正常な位置に!!
こうなるとピストンが油圧で動かせるようになりますからしめたものです。

 

正直、最初はそう思いました。
もって帰ってくるときから既にその思いは有りました。

ブレーキレバーに触っても無いのにどう見ても握りこんだ位置のままで止まっていたり、三人がかりで押して歩くより担いだほうが早かったり。

とりあえず、マスターシリンダの蓋を取るとゴムパッキンはまだ使い物になりそうな状態でした。フルードの液面降下に伴って伸びたままにされていますが剥ぎ取って元の形にすると、妙な変形も無く部品代がちょっと浮いたことを喜ぶ。

が、その下は赤褐色に変色したフルードとなにやら細かいごみのようなもの、怪しげな沈殿物まで有ります。
見てないことにして蓋を閉じ。キャリパーの様子も確認。キャリパーボルトをはずしてもがっちりとディスクを掴んで離れません。強引にこねくり回してようやく引き剥がします。ディスクの磨耗が少なかったのは幸いでした。大きく縞々になるほどだったらと思うとぞっとしました。

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素人ながら、なんでも自分でしてみたい性分なので販売店に行くときは購入の用以外はなかったかも・・・・。
ここに記載されていることは私が実践したことではありますが正しい知識に基づいて行われているものばかりではありません。ご注意の程。
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