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FZRのメンテや気がついたことの備忘録のブログ(のつもり)です。 他人に見られる日記と思うと書けませんのでなんとなく誰に向かって話しているのか判らない文章ですがよろしければお付き合いください。
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綺麗に洗いあがったインナーチューブの様子をじっくり確認してみます。
やはり、シールとの摺動部分にも汚れではなく点さびの発生があります。
このままでは、恐らく入れ替えたシールもすぐに痛んでしまうと思われるので、ここは後で何とかしてやらないといけません。
やっぱ交換してやるか?と考えましたが、曲がりが鳴けりゃそのままでいいかと思い直します。
ちょっとだけ乗って見たときに若干車体が左に向かっていくような気がしたので曲がりが無いかも気掛りでした。ついでに確認してみることに。曲がってて交換しなきゃいけないなら無駄な手間を掛けても仕方有りませんから。


比較的小さな径のパイプの曲がりを見るのなら定盤の上ででも転がしてやりゃすぐにわかるんですが、そんなでかいものは持ってません。
ストレートエッジ代わりの30CM鋼尺で見たところでいまいち確信は持てませんし目視のみではもっと心もとないです。
多分大丈夫だという所までは確認が出来ているので更なる確認方法を考えます。
手持ちの工業的(?)な手法では限界にきたので、他業種の方法から何か使えそうな方法・・・・
で、建築屋さん的手法を取り入れました。

建築屋さんはある程度長い距離の水平を見るときに今はレーザーレベルという便利なものがありますが以前は水盛りというもので見ていました。話が長くなるので水盛りについては各自検索してみてください。(爆
で、結論から言うと2点の間にピンと張った糸は直線になるのでそれを目安に確認をしていくことにします。
本来、もっとマクロな使い方をする時の手法ですので精度に不安は残りますが今回の検査精度は"自己満足が得られる程度"ですので問題なし。

キャップボルトをインナーチューブに軽くねじ込んでたこ糸の輪にして引っ掛け、糸を引っ張ります。
糸を断面方向零時の位置にピンと張っておいてそれを側面から眺めて見ます。
60度づつずらして3点で確認してみましたがインナーチューブの上下端に糸を当てて見てもどこにも隙間は出来ていないので、幸いなことに曲がりは認められないことにした。




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フリーになったとはいえ、まだシールが残っているのでフロントフォークは抜けません。

スライドメタルや何かが引っかかってるんですね。
メタルは交換の予定には入ってませんが気にしないでがんがん引っ張りまくります。

ちっともシールが浮いてこないで、ついにはインナーチューブがスライドメタルもつけたまま抜けちゃいました。
でも、あとでよく見るとスライドメタルの角が欠けちゃってました。

まぁ、結果として内側にアクセスできるようになったからヨシとして、マイナスドライバを内径側に掛けてじりじりとこじあげていきます。

ある程度浮いてきたら、後はかんたんに抜けました。

ばらした順番を忘れないように注意して綺麗に洗浄してみます。

後になって組みながら気がついたのですが、どうもこの車体、以前に右に派手に転倒した経歴があるような気がしました。
というのも、
1・アクスルシャフトが、なにやら微妙に曲がっている(ような気がする)。
2・シールを抜く時に、右がやたらと抜けにくかった。
という点に加え

3・きちんと洗浄してスライドメタルにもオイルを塗っているにもかかわらず、右だけストロークが一部渋いところがある。

もちろん、メタルを傷めてしまった事実はあるのですが、本来そう大きなフリクションを感じていいはずもない場所で感じるフリクションは、かなり違和感が有ります。もちろん、左側にはそんな様子はありませんでした。



これ以上無茶して何らかのダメージを負うのは本意ではないのでとっとと諦めてほかの方法を考えてみます。

外から引っ張り出そうにも、どこにも取っ掛かりはありません。
ならいっそ中から抜く?って事で、先にインナーチューブを抜いてしまうことにしました。

ここで一つ問題点があります。
本来ならSSTを使いダンパーのピストンをロックした状態でフォークの底にあるボルトを緩めて抜くのですが、SSTは持っていません。

で、手持ちの工具で何が使えるのか考えてみました。
フォークの中のオイルを抜いて様子を覗おうにもいまいちよく判りません。

見えてるのは底にあるHEXの頭だけですが、とりあえずアレンキーを突っ込んで回そうと試みます。

緩むには緩みました、が、ちょっと緩んだ時点で共回りを始めてしまいそれ以上緩む気配はありませんでした。

もうどうせ無茶なことを始めてしまったのだから、毒をくらわば皿までということでもうちょっと無茶をしてみることに。

フォークを無理やり引き伸ばし、テンションを与えた状態にしておいて電動のインパクトドライバで回す事にしてみました。
多少苦労はしましたがどうにかボルトは抜け、インナーチューブはフリーの状態になりました。

ここを読んで、御自分のバイクのメンテナンスをされようという方がいらっしゃったらまずいので一つ訂正というか加筆させてください。
先日の記載の中で予め緩める部分についてなんですがフォークの分解が伴いますからフォークキャップボルトも当然その中に入っているべしでした。記載から抜け落ちていますので御注意願います。

この部分、車体についたままでないと中のスプリングのテンションの都合で思いのほか回しにくくなってます。
また、何も考えないでどんどん緩めていくと最後にキャップボルトがいきなり飛び出して驚く羽目になります。場合によっては怪我をすることもありえます。 
私の場合は予め緩める段階のあたりでOリングが見えるところまで緩めてしまいます。
タイヤが設置するかしないかの状態になったときにフォークスプリングも抜いちゃいました。一番伸びている状態になったこのときが、一番ストレスが少ないからです。
最後の最後は予め軽く上から押さえつけたまま緩めてください。
スプリングが抜けた後は、またすぐにボルトを入れておいてください。エアスプリング状態になって何かと好都合ですから。

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タイヤが無くなると伽藍堂のなんとも間抜けな姿になってしまいますが、こうでないと作業にならないから仕方有りません。

ここまでくれば後は先に緩めてあるボルト類をもうちょっと緩めるだけで、するするとフロントフォークが抜け落ちてきます。 脱落して地面にぶつけないように注意。

別段倒しておいても不具合は有りませんが、なんとなく砂まみれにするのが嫌なので立てかけておきましたが、案の定こかしてしまいました。 最初から寝かしておくべきでした^^;


はずしたフォークのダストシールを取っ払い、中のリング(というか、曲がった針金にしか見えませんが)を取り外しさらに下のシールが抜き出せる状態にします。
一般的にはフォーク内にオイルを満たして油圧プレスなどで加圧してリングを抜くそうなのですがそんなものは当然ありません。

とりあえず、片方の中にはいっているオイルをシールを抜きたいほうのフォークに移し変えます。
一杯まで満たしておいてボルトを再び取り付けて(足りない場合は多少縮めてでもキャップの位置まで満たしておかないと後でえらい目にあいます)車のタイヤと建物の壁の間にフォークを挟み、パンタジャッキで押すというよく知られる方法にチャレンジしてみます。

本来の手順ではタイヤと壁の間の距離は変わらないのでジャッキが伸び、フォークは縮み 非圧縮なオイルに押されてシールが仕方なく出てくる。先ほど満たしたオイルの上に空気が入っていると加圧性の気体はジャッキを止めてもどんどん伸び上がってオイルが噴出すということになる・・・・はずなんですが車のタイヤのビードが外れそうなほど押してもシールはびくともしません。

20年来の公私共のお付き合いのある神戸の獣医師さんです。

博識で見た目と裏腹に(?)非常に優しい先生ですので多方面でお世話になっています。
神戸市垂水区で開業されていますのでペットの健康でお悩みのお近くの方はぜひ一度相談されることをお勧めします。

ペットの美容室も併設しています。
こちらのトリマーさんはトリマの養成校の講師をされていた方でプードルを飼われている方には特にお勧めです。
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ちりぺっぱー
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機械いじりの好きなおぢさんです。
素人ながら、なんでも自分でしてみたい性分なので販売店に行くときは購入の用以外はなかったかも・・・・。
ここに記載されていることは私が実践したことではありますが正しい知識に基づいて行われているものばかりではありません。ご注意の程。
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