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さくさくとバラしてあったフロントフォークとトップブリッジを取り付けます。
油面は標準の指示通りバネなしの状態で一番縮めた状態にして112ミリに設定してスプリングなどを組んでいきます。
油面の高さ調整したりするのには百円均一で購入してきたストーブの灯油の抜き出しに使うスポイトのようなものを使用しました。
筒先から指定されている油面の高さまでの長さを測り、そこに目印になるテープを貼ってフォークの上端にあわせておいて余分目に入れたオイルをそっと吸い出します。
私は表面張力分(?)として2ミリ高めの110ミリに印をつけました。
後は後日オイルを変えるなり油面を変えるなりする時に今回の印を基準にしていくつもりです。
ようやく車体にすべての部品を取り付けられる準備が整いました。
ばらしたままのフォークスプリングは、相変わらず抜いたままです。
フォークオイルはG10が標準らしいのですが手持ちのオイルは全くないのでどうせ買うことになります。
ここで、ちょっとしたいたずら心を起してしまいました。
御存知のようにフロントのサスペンションって極力しなやかにスムーズに動いてくれるのが望ましい代物です。
では、もっとやわらかいオイルを入れるといい感じなんじゃねーの? ダンパーの効きが悪いなら油面上げりゃ多少はごまかせるだろうし・・・・・・。
ってことで仕入れてきたのはG5
これは本来これのみで使用するのではないのかもしれません。
多分、もっと硬い10や15のオイルの粘度調整用なのでしょうか。
想像以上にシャバシャバでした。
まぁ、別段駄目でもいきなり命に関わるもんでもないだろうし、すぐに入れ替えられるものだから気にしないで試してみることにしました。
なるべくなら2mm程度の厚手のものが望ましいですが適当なものの入手が出来そうもない場合は釣りの錘や鉛管のお古などを入手して鋳造ごっこや、コツコツ叩いて鍛造ウェイト作りを楽しんでみるのもいいかもしれません。
似たような物にゴルフクラブの貼り付けウェイトがありますが、かなり薄めの為重量不足で使いにくいと思います。
ここからは勘の勝負です。
これくらいでいいと感じるサイズの錘を軽い部分に貼り付けます。
張り方は好みの問題もあると思いますが私はセンターに通るリブの両脇にほぼ同じ長さで張るようにしています。
なるべくピンポイントで貼り付けたいので、あまりに長くなる場合は重ね貼り等で対応してください。個人的には3CMあたりがリミットだと考えています。長くなると意外と大量に錘をつけていかなければならないようですのでバネ下重量軽減の意味でもマイナスだと思います。
貼っては回してみて、常に上を向く部分が違ってしまうように何度も繰り返します。
自然に止まる位置がすっかりばらばらになったら完了です。
軽い部分が上に来て止まる時には特徴があります。
じりじりと重い部分が下がって止まったり、回り過ぎても、勝手に逆回転して止まります。
止まった部分から前後に60度ほどずらして手を離してやるとはっきりと判りますから、何度もやって確認してみましょう。それでも判りにくい時はわざと適当なところに錘になるものを付けて意図的に重いところを作ってみて感触を実感してみてください。5~10g程度でもおそらく十分変化が出るはずです。
軽い位置がわかればそこに錘になるものを貼り付けます。
本当は専用のウェイトというのも存在しますが少量だと入手しにくいと思いますし、面倒なので私は鉛のテープと両面テープを使います。
意外なほど回ると思いますが、自然に止まって上に来ている部分が一番軽い部分です。 チョークでサイドに印をつけるなり、硬いものでトレッドに僅かな傷を入れるなりして目印をつけてください。もし、まだ古いバラストがついていたら意外と狂ってないかもしれません、何度か試してみてください。
狂っているなら同じような所が毎回上を向くし、バランスしているなら毎回違ったところが上に来ます。 但し、ベアリングが死んでいたら相当狂っていても適当なところで勝手に止まってしまいますので要注意です。そのときはまずベアリングの交換をしましょう。
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素人ながら、なんでも自分でしてみたい性分なので販売店に行くときは購入の用以外はなかったかも・・・・。
ここに記載されていることは私が実践したことではありますが正しい知識に基づいて行われているものばかりではありません。ご注意の程。